デトックス療法
サプリメント外来
デトックス療法
デトックスとは「体内浄化」を意味します。私たちは日常生活において、有害ミネラルの影響を受けています。有害ミネラルとは、水銀、鉛、ヒ素、カドミウム、ニッケル、ベリリウムなどのことで、これらの有害ミネラルは体内に一端はいると排泄するのが困難です。そこで、体内に入れないことが大切ですが、通常の生活の中で、完全にさけることは不可能であるといえます。(図1)
それでは、これらの有害ミネラルが、体にどのような影響をおよぼすかというと、水銀は水俣病の原因として有名ですが、アトピーや自閉症にも関係しているという報告があります。また、水銀が体内のグルコサミンとヒアルロン酸の生成を阻害することも証明され、関節痛や肌荒れ、しわの原因にもなることが判明いたしました。
カドミウムもイタイイタイ病の原因として知られています。腎障害と骨軟化症を主症状とするもので全身の痛みを伴ってきます。このように様々な体の変調を来すことももちろんですが、目に見えないところで悪影響を及ぼしていることもあります。
有害ミネラルは脂肪の多いところ(皮下脂肪、内臓脂肪、脳、肝臓、子宮、卵巣など)に蓄積され、その中で酵素の働きを阻害し、脂肪の燃焼を止めてしまいます。したがってダイエットをしても痩せにくい体にしてしまいます。また、子宮や卵巣に蓄積されれば、流産や不妊の原因となることも考えられます。
そこでこれらの有害ミネラルを体外に排泄させようと言うのが、キレート結合による「デトックス療法」です。キレートとはカニのハサミを意味します。脂肪が燃焼すると蓄積された有害ミネラルは血中に溶出します。そのままでは脂肪に再吸収されてしまいますが、キレート結合する成分を体内に取り入れることで、有害ミネラルを挟み込み、体内で再吸収されることなく尿や便などから体外に排泄させるというものです。
●有害ミネラルが体内に入る原因
水銀
魚介類・茶葉・歯の詰め物(アマルガム)・予防接種のワクチン・薬・消毒液など
鉛
水道水・タバコ・排気ガスなど
ヒ素
漢方薬・ミネラルウォーター(硬水)・残留農薬・魚介類など
カドミウム
穀物類(特に米類)・排気ガス・タバコ・井戸水など
ニッケル
豆類・腐食した水道管
ベリリウム
大気汚染・農作物全般
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体内にどのような有害ミネラルが蓄積されているかは、毛髪検査によって知ることが出来ます。
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分子栄養医学療法(病院で処方するサプリメント)=サプリメント外来
体の変調を訴え、病院に行って色々検査をしたけれども、どこにも異常がないといわれ、あげくの果てには心療内科や精神科に回されて、「自律神経失調症」だとか、「うつ病」といった病名を付けられて薬を投与されたことはありませんか?しかしこのような人の中には、栄養素のバランスが悪いためにそのような症状を訴える方が数多くいます。確かに薬を服用することにより症状は一時的には改善しますが、薬をやめてしまえばまた同じ症状が出現し、一生薬を飲み続けなくてはなりません。これでは根本的な治療にはならないのです。
そこで自分の体の中でどのような栄養素が足りなくて、そのような症状が現れているのかを判断して、必要な栄養素を補って行くのが分子栄養医学療法なのです。不足している栄養素は血液検査によって判断します。病院に行って血液検査をしたけれども「結果は全て正常範囲です。」といわれることも少なくありません。しかしそのようなデータからも不足している栄養素を見つけることが出来るのが分子栄養医学なのです。例えばよく肝臓の機能を調べるのに使うGOT、GPTという値があります。正常範囲内にあれば肝機能は大丈夫ということになるのですが、とくにGPTが低いときにはビタミンB6の不足が考えられるのです。普通の考え方をすれば思いもよらないことがわかってしまうのです。
不足している栄養素はどのように摂取したらよいのでしょうか?食品から取るのはもちろんですが、ただそれでは大量に食べなければならないし、時間もかかるのでサプリメントから取るようにします。ビタミン剤などは薬で処方することもできますが、保険で処方できる量は決まっており、たいていの場合はその量では全く足りません。従って必要なものを必要なだけサプリメントから取るのです。
最近の食生活は飽食の時代といわれ、栄養不足などとは無縁のように思えますが、実は炭水化物や脂質の摂取は過剰なのですが、タンパク質、ビタミン、ミネラルは不足しているのです。まだ体の変調をきたしていない人も足りない栄養素を取ることで、病気の予防にもなるのです。
一般にサプリメントは健康食品であるため、その品質や含有量ははっきりした規定がありません。従って粗悪品も多く、せっかく摂取してもほとんど効果のないものもあります。
当院で処方しているサプリメントは、医薬品と同様の規定で製造していますので、品質には自信を持ってお薦めすることが出来ます。また、血液検査や尿検査をしてサプリメントを選択しますので、不必要な栄養素を用いることなく、一人一人の状態に最適な栄養素を組み合わせるため、自然治癒力が最大限に発揮されます。
サプリメント外来の流れ
1. 現在の症状を把握するためのチェックリストに記入
2. 症状から必要な血液・尿の検査を行う
3. 症状の原因になる、詳しい栄養状態をレポート
4. 血液検査データから必要なサプリメントの処方
↓
5. サプリメント治療のスタート
↓
6. 3〜6ヶ月後に再検査を行うかを評価
費用
サプリメント外来は全て自費診療となります。
検査料は¥15,000〜¥20,000
サプリメントは1ヶ月¥10,000〜¥80,000が目安となります(税込み価格)。
妊娠中の栄養について
胎児にとって母体の中にいる10ヶ月間は、身体の基礎を作る大切な時期です。胎児は、母体からしか必要な栄養素を摂取することができません。したがって妊娠中の母体の栄養摂取は非常に重要になってきます。
胎児の栄養がどれほど重要なのかを示した実験があります。妊娠中のマウスに、十分なタンパクを与えたグループと与えなかったグループでは、生れてから同じ食事を与えていても、胎児期に十分なタンパクを与えられたグループの方が長く生きた。というデータが発表されています。
それでは妊婦さんは、どんどん色々なものを食べた方がいいのか?というと、そういうわけには行きません。必要最低限の栄養素を摂取ためには、相当量の食事を食べなければなりません。そうなるとカロリーオーバーとなり、体重増加につながってしまいます。安産のためには体重制限が必要ですので矛盾が生じてしまいます。
そこで必要なものを必要なだけ接種することができるサプリメントが有用になってきます。しかしサプリメントにも問題があります。サプリメントは医薬品などと違って、明確な製造基準ができていません。従って粗悪品も多いということです。市場に出回っているサプリメントは注意が必要です。
当院で処方するサプリメントは医療機関専門に作られているものを使用しています。これは天然栄養素を使用してGMP基準で作られています。天然の栄養素ですのでアレルギー以外には副作用がほとんどありません。またGMP基準というのは、医薬品の製造に関してその効果や安全性を確保するために設けられたものです。
●妊婦さんにお勧めのサプリメント処方例
葉酸・・
葉酸は妊娠初期に摂取すると神経管奇形(脳や脊髄の奇形で、日本での発生率は10,000人に6人)の70%は予防できると言われています。
鉄・・
妊娠中に母体が貧血になると様々な合併症(微弱陣痛、胎児発育遅延など)が起こります。また母体の貧血の度合いと胎児の知能指数とが比例するという文献もあります。
ビタミンB群・・
B1は脳や神経の発達に不可欠。B2は皮膚や粘膜を丈夫にする。B6はタンパク質を合成したり、つわりを軽くする。B12は貧血を予防する。などの作用があります。その他パントテン酸、ビオチンなどを含みます。
以上の3種類で費用は1ヶ月分¥8,850です。
その他、ビタミンCや亜鉛などを取ると流産や早産の予防になります。
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