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ビワの薬効

ビワ特有の黄色は、主としてカロテンとキサントフィルによるもので、いずれも強い抗酸化作用を持ち、がんや老化を予防する働きが知られています。体内でビタミンAとして働き、消化器や目の粘膜を保護するβカロテン量が 510㎍/100gと多く、シシトウ(530㎍/100g)やトマト(540㎍/100g)に並ぶ含有量があります。また、ポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」も含まれており、活性酸素を除去し、細胞の老化や生活習慣病の予防・改善に効果があると期待されています。